鮎産卵状況調査報告(平成25年12月6日現在)


1、下川原~丸子川出合周辺(約500m)
  多くの石に着卵が確認され、発眼して、萌(も)えております。多くの流化仔魚も確認されております。

2、東新田鉄塔周辺
例年この周辺は多く着卵する場所ですが、今年も数多く着卵を確認いたしました。

3、藁科川バイパス下流から舟山周辺
重機によって、人工産卵場を造成した場所です。数多くの産卵親鮎が見られ、順次着卵して、その面積も増大しております。

シルトの多い場所は、河床が固く、着卵しておりませんが、河床の軟らかい砂利に着卵しております。
現在各所において、災害復旧工事が実施されておりますが、産卵に悪影響を与える濁水等には、十二分な注意をお願いしております。
また、産卵場の河道内工事に関しては、施工日の変更等々を合わせてお願いしております。
1匹でも多く、来年の春先に天然鮎が遡上するように、努力しております。

安倍藁科川漁業協同組合
代表理事組合長 伊久美正男
河川委員長 小嶋芳郎
放流委員長 柏木伸一